2021年2月16日 19:46 コメントする
ひぃちゃんさん
投稿ありがとうございます。
そして、継ぎたい!なんて、本当に素晴らしいですね。
私などは逃げたい😅と思ってましたので、尊敬します。
ご質問の「継ぐために何をしたらよいか」ですが、すべきことがありすぎて、何から手を付けていいかわかりづらいですよね。
まずは、現・経営者と一緒に「事業承継計画書」を作成してはいかがでしょうか? 継ぐための課題やすべきことを洗い出し、スケジュール化して実行に移すためです。 また、会社の見えない資産(歴史、ノウハウ、人脈等)を後継者が再認識することにも役立ちます。
もう一つ、すでに実践されているとは思いますが、周りの人が「継がせたい」「継いでほしい」と思えるような人になれるよう、毎日、コツコツ、1つ1つ積み重ねていくことも大切です。私も毎日が反省の連続ですが、継続して実践しています。
「事業承継計画書」を作成する際に、現・経営者と、どんな後継者像を描いているのか、後継者に期待することは何なのか等について話し合い、そこで出たことを1つ1つ実現させていきましょう。後継者としての「信用」を貯金(積み重ね)していくようなイメージです。それができてきたら、次は従業員さんや取引先さん、お客さんに対しても同じことを心がけましょう。
ご参考までに、私が尊敬する経営者・松下幸之助さん(パナソニック=松下電器の創業者)の言葉をご紹介させてください。「君ら」を「自分」に、「松下電器」を「自社」に、「重役」を「後継者」に置き換えてみると、ご自身に当てはめやすいかもしれません。
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「君らな、僕がいまから言う二つのことを守り通したら、松下電器の重役になれる。一つは、いい会社に入ったと思い続けられるかどうかや。もう一つは、社会人になってお金が一番大事と思ったらあかんぞ。もちろんお金も大事やけどな、お金は失くしても取り戻せるんや。しかし、人生にはこれを失うと取り戻すのに大変苦労するものがある。それは信用や。信用を大事にせなあかん」
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自社を愛し、仕事への誇りを持ち続けること。そのためにも、信用を積み重ね、周りと信頼関係でつながること。それらを大切にする価値観を持ち続けること。…を教えてもらっているように思います。
ひぃちゃんさんが後継者となり、よりよい会社づくりが実現しますよう、お祈りしております。