ココトモひろば名言集vol.03

ココトモひろば名言集

ココトモひろば名言集

事業承継の当事者だからこそ、口にすることができる「珠玉の名言」を紹介する特集のvol.3。今回は、「女性社長のココトモひろば」で2021年5月〜2022年4月にご投稿いただいたトピックの中から10の言葉を紹介します。
目まぐるしい毎日を過ごす中で、不安な気持ちが大きくなったときや元気がほしいときには、ぜひご覧ください。そして、名言の背景にあるお悩みや共感の気持ちに思いを巡らせながら、トピックやコメントにて新たな言葉をお待ちしています。

今までの頑張った自分の労をねぎらってあげる事も大切今までの頑張った自分の労をねぎらってあげる事も大切

突然、創業者であった夫が他界し、それまで総務として関わってきた事務用品販売会社の代表を務めることになった古田千賀子さん。事業承継当時のことを振り返って手紙を書くことで、色々な激変があった今までの道を思い出すことができたそう。いつも明るい古田さんが、自分に檄を入れるのと同時に大切にしている“自分の労わり術”かもしれません。

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どんな人でも仲間としてこちらが接していれば自ずと心が通うどんな人でも仲間としてこちらが接していれば自ずと心が通う

「事業承継して、突然飛び込んだ業界に抵抗や不安はありませんでしたか?」と投げかけるしつもんばこの投稿に、冠婚葬祭の仕事から「ザ・男の職場」である運送業に飛び込んだ太田豊子さんが承継当時を振り返って答えます。事業承継をした時は太田さんも大きなカルチャーショックを受けたそうですが「今では強面ドライバーも可愛く思えてくる(笑)」と当時の不安を払拭されているようです。

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大変な思いも順番順番。楽しい時間も順番順番。大変な思いも順番順番。楽しい時間も順番順番。

ココトモひろばのアドバイザーとしてもご協力いただいているtorii kiyomiさんに、事業承継時のことを振り返りながら手紙を書いてもらいました。承継10年を過ぎ「事業承継を決めたきっかけが何だったのか」を思い出しながら手紙を書くtorii kiyomiさんが事業承継や子育て、スタッフのことなども思いながら「私の口癖」として書かれた名言です。

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大変な思いも順番順番。楽しい時間も順番順番。

社員として頑張ってくれてありがとう社員として頑張ってくれてありがとう

父の会社を継ぐことになったまるさん。夫も一社員として入社しましたが、後継者であるまるさんと一社員である夫との間で目線や視野が急速に変わり、いつの間にか夫のことを尊敬できなくなったと言います。同じように夫が同じ会社にいるザキタマさんが「今まで社内で特に私の味方でいてくれたわけではないけれど」と添えつつ、夫に対する気持ちを表現した言葉です。

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お互い背中を向けばむくほど心も離れていくお互い背中を向けばむくほど心も離れていく

同じ投稿に対する他の女性経営者のコメントからもう一つ。父の会社を継ぐことになり、一社員として入社した夫のことを尊敬できなくなったまるさんのトピックに「ご主人を変えるのは難しいばかりか、変えようとしてますますご主人が頑(かたく)なになっている印象を受けた」とコメントする岡京子(京香、おかき)さん。さらに続いたまるさんのこの言葉には、辛い気持ちが溢れていると同時に、物事の真理のようにも感じられます。

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承継しやすい会社、承継したいと思える会社づくりに専念することが、今できる最大の後継者孝行承継しやすい会社、承継したいと思える会社づくりに専念することが、今できる最大の後継者孝行

「急に経営のバトンを渡された立場として、同じ思いを後継人にできる限りさせたくない」というしつもんばこに寄せられた相談に、中小企業診断士の資格を持ち、経営コンサルタントとして活躍中の岡京子(京香、おかき)さんが「同じ思いを後継人にさせたくないという気持ちは、とてもよくわかる」と答えます。お仕事の中で岡さんが出会った、息子が継ぎたいと思っている事例を引用しながら、相談者に送ったエールです。

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これは役割分担だと思ってやるこれは役割分担だと思ってやる

先代の父が亡くなり、夫とともに会社を継ぐために実家に戻った大和田美佳さん。トピックを投稿したまるさんと同じように夫が同じ会社で働く中、「家庭が1番大事!という人なので、私が仕事優先で時間を使おうとすると怒られる」そう。怒られながらも「どちらかがそういう考えをもっていないと、子どもは可哀そうな状態になってしまう」という客観的で骨太な経営者の意志を感じます。

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これは役割分担だと思ってやる

まだまだ!と思う強い気持ちが、私でなければ!に変わるまだまだ!と思う強い気持ちが、私でなければ!に変わる

しつもんばこに寄せられた投稿の中でも、最も多くの人に読まれているトピックに寄せられたcheeさんの言葉。経営者である父が病に倒れ、数年のうちにcheeさんが承継をする予定ですが、仕事を辞めてフリーになった妹さんが共鳴して、人集めなどのフォローをしてくれるようになったそう。父の仕事ぶりを長年見てきた中で、業種に対する思いや妹さんへの感謝の気持ちが込められています。

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「どう思う」と意見を求めて 賛成派に取り込む「どう思う」と意見を求めて 賛成派に取り込む

しつもんばこに寄せられた「改善改革のタイミングはいつ頃でしたか?」「古参の社員への切り出し方で何か意識されたことはありますか?」の問いに対し、事業承継をして10年以上が経つ「先輩」とも呼べるtorii kiyomiさんが寄せた答え。このように聞くと「実はそう思ってました」と返ってくることが多く、成功したら社員の功績にすることで次からも応援してくれる、という自身の経験に基づくノウハウです。

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よちよち歩きでも、理想の姿に向かって一歩一歩よちよち歩きでも、理想の姿に向かって一歩一歩

長年総務を担当した社員が辞め、紆余曲折を経て業務の一部を外部に委託することになった岡京子(京香、おかき)さん。業務内容を細かく尋ねられ、「知っているつもりでも知らなかったことが多くあることに気づかされた」と言います。「困難や失敗と思われることからも気づきや学びがある!」と感じた次に発されたのが、この言葉でした。

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大変な中にも、気づきがありました!



いかがでしたか? 実際に事業承継を経験した女性経営者だからこそ発せられる、言葉の数々です。ぜひ何かあったときには読み返してみてくださいね。

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