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気持ちの整理と節目の夏。
夫を見送ってから1年が過ぎた今も、遺骨は家にあります。
本当はもっと早く納骨を考えるべきなのかもしれませんが、昨年は気持ちの整理がつかず、冬を迎えました。
春までお墓は雪に埋もれ、納骨もできないまま、時間だけが過ぎていきました。
それと同時に、息子が納骨に踏み切れない気持ちもありました。
「まだ、そばにいてほしい。」
「まだ、離したくない。」
きっと、そんな想いが息子の心にあったのだと思います。
今年の春。
ふとした会話の中で「そろそろ、納骨しようか」と聞いてみました。
息子は少し考えた後「そうだね」と返してくれました。
その時に、納骨は“けじめ”ではなく、“気持ちの準備”ができた時にするものだと感じました。
私たちが自分たちのペースで「いってらっしゃい」を伝える時間。
今年の夏、ようやくその日を迎えられそうです。
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